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司会:本日はよろしくお願いします。占いの最前線で活躍されているミユキクレイン先生と、その師匠で占道心月流の家元でらっしゃる荒屋敷研介先生の師弟対談?師弟対決?ということで私も楽しみにしております。

荒屋敷研介:対決で良いと思いますよ(笑)ミユキクレインはウラーラというチャット占いアプリで一年以上人気ナンバーワンですが、優しくて思いやりのある鑑定で有名ですし、私はLINE占い悩み相談所というメール占いアプリで男性初の1位を取りましたが、厳しくて切れ味の鋭い鑑定で良くも悪くも話題になりましたので、今回のテーマである不倫に関しては鑑定の切り口がまったくの逆だと思っています。

司会:不倫否定派と不倫容認派の占い師の対決と考えて良いですか?

荒屋敷研介:それは違います。占いという神秘の世界に不倫を否定するとか容認するとかの世俗的な概念はありません。少なくとも心月流ではそう教えています。要は不倫によって人は幸せになれるのかどうか、その考え方の違いがあるというだけです。

司会:なるほど。たくさんの鑑定実績のあるおふたりの意見はとても興味深いですね。どうぞミユキクレイン先生も、師匠の前だとは思いますが。

ミユキクレイン:はい、よろしくお願いいたします。私のお客様には不倫のご相談にいらっしゃる方がとても多いんですね。ほとんどがリピーター様なので、不倫の始まりの頃から終わりまで、一通りを見させていただくことも結構あるんですよ。

荒屋敷研介:ほう!それでどんな結末になったの?

ミユキクレイン:W不倫だったのが、お互いに離婚が成立して結ばれたというケースもあります。

荒屋敷研介:それはミユキ先生の指導があったからじゃない?W不倫で幸せな結末になるケースなんて1%もないだろうっていうのが私の体感ですね。

ミユキクレイン:私の指導なんてそんな…。

荒屋敷研介:ミユキ先生は謙遜なさってますが、嫉妬が愛情を飲み込んでしまう不倫関係では、自分の感情をコントロールできなくなって自爆するケースがとても多いです。別れたくないのに別れを切り出してみたりね。自分にとって心地良いから始めたはずの不倫が、いつの間にか地獄になっているなんてことはよくあります。だから、占い師みたいに自分の味方でいてくれつつも、ちょっと外側から見てくれる助言者がいるとうまくいきやすくなるんです。ミユキ先生は、そういう気の持ち方もお客様にレクチャーしているはずだから、それでそのW不倫のケースなんかもうまくいったんじゃないかな。

ミユキクレイン:お客様が頑張ったんですよ。たくさん不安もあったのに、それを彼にぶつけないようにして、彼を信じ続けたんです。

荒屋敷研介:信じるに値しない男もいっぱいいるよね。ただセックスしたいだけの男。ゲーム感覚で浮気する男だっている。

司会:確かに、例のバンドマンの不倫なんか見ていますと、世間を騒がせた割にはこの人本当に彼女を愛してたのかな?と疑問に思ってしまいましたね。

荒屋敷研介:それが世間一般の不倫に対する認識だと思います。何だかんだで男は遊び。傷つくのは女性だけ。だから不倫なんてやめておいたほうが良いというのが、ある意味一般論です。

ミユキクレイン:そうかもしれませんけど、占いは一般論ではないと思います。

荒屋敷研介:その通り。他の流派は知りませんが、心月流では占いで一般論を語るのはご法度と教えています。

司会:ははは(笑)結局、荒屋敷先生不倫否定派なんですか?

荒屋敷研介:いやいや、最初に言った通り心月流の占いに不倫否定派も容認派もないです。

司会:そうでしたね。失礼しました。

ミユキクレイン:師匠はこう言ってますけど、絶対不倫嫌いですよ。

荒屋敷研介:いやいやいや、ちょっと勘弁して。

司会:なんでそこで焦るんですか(笑)不倫好きと言われて焦るならわかりますが(笑)

荒屋敷研介:あのね。私のお弟子さんで不倫経験から占い師になった者も多いから、家元である私が不倫について好きとか嫌いとか言うのはマズいんですよ。

司会:なるほど。そういうご事情ですか。

荒屋敷研介:ただの主婦から占い師になって、お金を貯めて離婚までこぎ着けたのまでいますから。そういう人が何人もいます。

司会:それはすごい。ある意味不倫が遊びで終わらず、離婚まで行った例を間近で見てきたってことですよね?

荒屋敷研介:ある意味そうですね。逆に言うと、不倫から始まった恋愛を成就させたいなら、相手に頼らず自立して生きていく覚悟を決めることが必要不可欠だと思っています。

ミユキクレイン:確かにそうですね。W不倫からの恋を成就させたお客様も、しっかり自分の足で立って歩くと決めたところから、仕事も彼との関係もどんどん良くなっていきました。

荒屋敷研介:そういう決意を固めて実行に移せる方が幸せを掴めますけど、それだけの意志の強さを持っている人ってそうそういないですよ。

ミユキクレイン:最初は身一つで彼の元に飛び込んでいきたいってお客様も多いことは否めません。ちょっとこう言ったら語弊があるかもしれませんけど、夢見ているだけでは不倫を成就させるのは難しいです。

荒屋敷研介:ミユキ先生にしては厳しい一言だね(笑)

ミユキクレイン:私の鑑定は結構現実的ですよ。もし不倫の彼が離婚したら、彼と奥さんの子供の養育費をその子が二十歳になるまで一緒に払い続けることになるかもしれない、彼の社会的地位も下がって仕事も辞めることになるかもしれない、そのためにあなたも専業主婦ではいられなくて慣れない仕事に就かないといけなくなるかもしれない、それでも彼との未来を望みますかとお客様にお尋ねすることもあります。

荒屋敷研介:おお!結構シビアな鑑定するんだね。

ミユキクレイン:師匠の鑑定よりは優しいですよ(笑)でも、鑑定していく中で、こういうシビアな話をして自分自身の気持ちを確認していただく必要がある時もあります。通過儀礼ではないですけど、こういう自分の気持ちを確かめることが、お客様の自立と不倫からの恋の成就に繋がるんです。

司会:なるほど。深いですね。

ミユキクレイン:それともうひとつ大切なのは、しっかりと自分の軸を持っておくことです。そうじゃないと彼からの返信がちょっと遅いだけでも不安でどうしようもなくなっちゃう。恋してたはずなのに苦しいだけの関係になっちゃうんです。だからお客様には、もし彼との関係に意義を見出せなくなったら、いつでもやめていいとお伝えしています。決めるのはあなたであって彼じゃない。彼の気持ちが気になってどうしようもなくて、そのせいでうまくいかなくなっていたお客様も、そうやって自分軸を持つことで上手くいくようになりました。

荒屋敷研介:さすがウラーラ絶対女王の鑑定は効果覿面ですね。

ミユキクレイン:最初はお客様のことを遊びとしか思っていなかった男性を本気にさせたこともあります。その時はメールの書き方から何からレクチャーしましたね。今ではそのお客様のほうが飽きちゃってます(笑)

司会:…すごいですね。ちょっと絶句してしまいました。

ミユキクレイン:いえいえ。苦しい想いをしてきた分、報われることがあってもいいと思うんです。

荒屋敷研介:占いにいらっしゃるお客様は、そういうわけありの恋愛をある種の運命として捉えてらっしゃる方も多いです。運命というのは変えられるものなんです。変えられないものは宿命と言います。そして、自ら運命を切り拓いていくことを立命と言います。

司会:運命に、宿命に、立命ですか。

荒屋敷研介:そうです。不倫を成就させる方向の立命もあれば、不倫してしまう弱い自分を律する方向の立命もあります。大御所の占い師ほど自分を律する方向の立命を説く方が多いです。どちらにしても、お客様に幸せになってもらいたいという占い師の想いは変わりません。

ミユキクレイン:弱い自分を律すると言っても、今の家庭でズタズタに傷ついて、そんな力すら残っていないようなお客様もいます。

荒屋敷研介:その通り。だから占い師は最終的なゴールだけじゃなくて、どういう手順でお客様に可能性を示して行くのが良いのかも考えないといけない。

ミユキクレイン:私は不倫だからって絶対に否定はしません。家庭のことでも悩んで苦しんで、彼のことでも悩んで傷ついてらっしゃるお客様がたくさんいます。傷ついてどうしたら良いかわからなくなっているお客様のせめてもの癒しになれたらと思っています。

司会:結論だけでなくて過程も大切ということですね。わかる気がします。占い師によって鑑定スタイルというか、優しかったり厳しかったりはあるけれど、お客様の幸せを願う心は同じ。そのことがよくわかりました。本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

<プロフィール>
荒屋敷研介
荒屋敷研介
占道心月流 家元。株式会社タロットアーツ代表取締役。門下生はもちろんのこと、数百名の占い師に影響力を持つ。『LINE占い』にて男性初の一位を獲得。東日本大震災後に女性の自立支援事業として占い師養成を拡大した。

ミユキクレイン
ミユキクレイン
占道心月流 旗主。株式会社フォルトゥナレイン代表取締役。占いアプリ『ウラーラ』の絶対女王として絶大な人気と信頼を得る。青山表参道サロンは会社のワンフロア全員が鑑定を受けに来るほどで予約必須となっている。

占道心月流:
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